ハセガワのハンドバッグ・ハンドバッグのハセガワ、貴女の為に世界で一つをオーダーメイドで作り上げます。ARS樹脂、プラスチック、アルミニュウム以外の革・皮製品のあらゆる修理の相談に乗ります。

オキドキ誕生記その1

今、日本中の輸入商品を扱う皮革業界に役立っている色落ち防止剤”オキドキ”は某海外商品を輸入して国内販売を計画し、25型余で9000本を注文し日本に到着したところから始まりました。検品してみると乾布で1~2回こすると色が異常な落ち方をしていました。これは会社の死活問題です。

彼はあまりの事でたまらず自分の息子に色が落ちて売り物にならない事を愚痴りました。支払い済みの商品は輸出元は責任を取りませんから、翌日、息子さんは学校に登校すると皮革業界に製品に関する薬剤や製品を商っている会社社長を父親に持つ級友がいることで事態を話したところ、級友が父親に伝えてくれました。直ちに、連絡を取り始め、品物を確認し、従来から国内の皮革製造会社に納品している色落ち防止機能のある製品を試しに刷毛塗りしたり府で塗りしたりして試したところ、色落ち防止効果が確認されましたが、このままでは商品には使えません。
 結局、スプレー缶化することにしましたが、そのためには溶剤が必要です。


そこで溶剤を各種試しました。なかなか効果を上げて一般に販売できる無害な溶剤は見つかりません。最終的にトルエンにたどり着きました。いわゆるシンナーです。これは一般に販売することには労働厚生省の認可が必要です。多額な試験研究費用が必要になります。困窮している輸入者と相談の上、業界専用とすることにしました

業務用として、ハンドバッグ業界、カバン業界、ベルト業界、靴業界等皮革製品の各段階の事業者に販売をすることにしました。
海外で生産品し日本に到着した完成品はこれで無事救われます。彼の9000本のバッグも最大19回の噴霧、乾燥、噴霧、乾燥を繰り返し、見事に素材の風合いを損なわずに色落ちを止めたのです。この時の喜びは筆舌に表せないレベルになっています。それまで色落ち止めと称する商品がなかったわけではありませんが、ラッカー系の塗布剤が中心でした。これを完成品に塗布することは時間とともに効果を失わせることになることは判っていました。画期的オキドキといえましょう。(この後はその2に続きます。)