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バッグ・かばんの修理(リペア)

リペア (修理)


リフォーム料金一覧表 (参考)
※表示価格は全て税抜きです。
バッグ・カバン



ミシンホツレ関係

本体関連=再生
裏地関連・裏生地=内張りとも

財布・がま口
修理期間
1週間から2ケ月お時間を頂きます。
商品の状態や季節により、変わることがありますので、ご了承お願い致します。
商品の状態や季節により、変わることがありますので、ご了承お願い致します。
A 修理をする時にはいろいろなことが係わります。
まず、職人の腕前です、他の人が製作した品物には作った人の個性が詰まっています。従ってミシン目を解くところから注意を払わなくてはなりません。
B だから、同じ修理でもお値段がまちまちなんですね、だからバッグや鞄の修理って、どこに出したらいいか。とか幾らくらいお金がかかるかが本当に心配するんだよ。
A そうなんだよね。お店に持っていくと自店で販売し物しかお直しに対応出来ないショップがありますよね。中には難しいですねーと鄭重に断られるんですね。また今の時代時点で販売はした物でも仕入先がなくなり、どこに修理してもらったらよいのとお店も悩んでいることもあるよ。そんな時には納期も加工料も見積もれないことがあるんだ。
B たまに、他店品でもお直してくれるお店もあるんですが、出来上がってくるとあれー少し違うなーってことがあるんだけど。
A そうなんだ、原状復帰できないといけないのが出来上がりがなんとなく違っているということがままあります。理由は職人になる工程で学んだ親方・師匠の教え方、個人の作業上の手筋癖なんかで出来上がりに何か違和感が出ることもあるんだ。
B ネットで調べるものすごく軒数があるし、選ぶのにほんとに困ってしまう。
ブランド品なんかは正規店で直さないといけないといけないんだなんて、料金が高いのに
A ビッグブランドなんかは自前のオリジナル金具なんかパーツを外に出したくないんだからさ。イミテーションと本物を区別する意味でもあるよね。また製作工程がはっきりしていてパーツが破損していないければ何処でも腕が良ければ治せるんだけどね。間違った方法で直しちゃうと後日再修理となった時に治せなくなったり、直しずらくなったりするので嫌がっている面もあるんだけれど。
B どうしてなの?
A バッグ職人差にもそれぞれの特徴があるんだよ。同じ型紙で裁断したり、同じ抜型
で裁断したとしてもできあがりが微妙に違ってくるんだよ。特にヨーロッパ物は解体してみないと余計にわからない物があるんだ。芯材に何を使ったか?どんな方法でパーツを取り付けたか、縫製しているか。金具の止め方は?ミシン針の形は手に入るか?ファスナーはと確認に手間取りますし。国産でも同じ金具があるかとか様々なことが揃って直すのでできる人はそれだけで名工の一人といってもよいでしょう。
B 修理のできる人はなんで名工なの?
A 日本にはたくさんの名工が居たんだ。縫製技術なんかも江戸時代ににはヨーロッパに負けないレベルだったんだ。参考品はオランダ船によって輸入された品物などもあるけれど、有名なものでは金唐革などもあり、そうやって縫ったのかがわからないくらいな品物もできていた。西洋風女性用の袋もの(オモニエール中心)も大名、豪商夫人方に使われた袋物だったけれども、明治時代なって、江戸時代より多くのバッグが入ってきて、御傭教師、商人である外人が増え、日本の貴族・商人、企業経営者、政治家の御夫人方に彼らから贈答されたバッグの使用により破損、故障、ほつれなどの補修の必要が出てきた。ハセガワの初代富五郎、幸次郎はこれをよくやって西洋式の袋物=今はハンドバッグと呼んでいるものを作り始めてきたんだよ。誠に熱心に学び腕を磨いた。長谷川霜(私、長谷川榮一のおばあさんから)聞いた話だと長谷川富五郎は好奇心の塊だったから伝手を求めて、政治家,財界の方々、外国公使館大使館に行きバッグを修理させて頼み回り学んできたのだよ。多くの他の業界の職人もこのようにして学んだんだと思うんだ。
B そうなんだ, う―ン、そんな向上心が伝統を守りつつ、新しいものを学ぶ姿勢が優れた日本の職人サンを育てたんだね。
A だから、他の人が作ったものを直すには沢山の経験がないと解体した後、再組み立てに苦労するんだ。だから、初めて見る品物を直せることは経験のある職人で名工なのさ。明治時代治すといっても今より大変だったのだろうね。その当時はカメラも高価だったし、8ミリカメラもビデオ機もないし、どうのようにしていたと思う。
B そーねー
A 答えはパラパラマンガの原理で、解く工程を何枚も何枚もスケッチして、再組み立ての時には解体時から逆にパラパラさせて確認ができるようにしていたようだ。元通りになるだろう。
この方法は進化していても原理は同じで、美術品の修復作業に使われ散るんだよ。
今ではさすがに、職人も経験があるので、大体の修理は出来るようになっているから
省略しているんだが、世界には今も簡単に治せない構造や仕立て法の品物がある。経験のある職人でも、ウン?どうしたらやり始めるか頭を捻るような品物もあるんだ。
B そーかー、ジャーベテランの職人さんが貴重なんだね。安心できるよ。
A 正にその通り、いろいろ困難苦労があっても、本物の名人はほんとに部品がなかったり、素材があぶら抜きでカラカラに乾燥して、トイレットペーパー化している革以外にはこれはやれないよとは言いたくないんだよ。
直しは今も大きな勉強の機会でもあることだと今も言われているんだ。なんでも経験は役に立つのだから。
ハセガワの職人は㈱ハセガワガ休眠して以来、それぞれに独立しているんだが、製作品の間口が広いのが特徴だよ。
いろんな要求に対応する範囲は同業者の中でも群をぬいて広いんだ。
まず、職人の腕前です、他の人が製作した品物には作った人の個性が詰まっています。従ってミシン目を解くところから注意を払わなくてはなりません。
B だから、同じ修理でもお値段がまちまちなんですね、だからバッグや鞄の修理って、どこに出したらいいか。とか幾らくらいお金がかかるかが本当に心配するんだよ。
A そうなんだよね。お店に持っていくと自店で販売し物しかお直しに対応出来ないショップがありますよね。中には難しいですねーと鄭重に断られるんですね。また今の時代時点で販売はした物でも仕入先がなくなり、どこに修理してもらったらよいのとお店も悩んでいることもあるよ。そんな時には納期も加工料も見積もれないことがあるんだ。
B たまに、他店品でもお直してくれるお店もあるんですが、出来上がってくるとあれー少し違うなーってことがあるんだけど。
A そうなんだ、原状復帰できないといけないのが出来上がりがなんとなく違っているということがままあります。理由は職人になる工程で学んだ親方・師匠の教え方、個人の作業上の手筋癖なんかで出来上がりに何か違和感が出ることもあるんだ。
B ネットで調べるものすごく軒数があるし、選ぶのにほんとに困ってしまう。
ブランド品なんかは正規店で直さないといけないといけないんだなんて、料金が高いのに
A ビッグブランドなんかは自前のオリジナル金具なんかパーツを外に出したくないんだからさ。イミテーションと本物を区別する意味でもあるよね。また製作工程がはっきりしていてパーツが破損していないければ何処でも腕が良ければ治せるんだけどね。間違った方法で直しちゃうと後日再修理となった時に治せなくなったり、直しずらくなったりするので嫌がっている面もあるんだけれど。
B どうしてなの?
A バッグ職人差にもそれぞれの特徴があるんだよ。同じ型紙で裁断したり、同じ抜型
で裁断したとしてもできあがりが微妙に違ってくるんだよ。特にヨーロッパ物は解体してみないと余計にわからない物があるんだ。芯材に何を使ったか?どんな方法でパーツを取り付けたか、縫製しているか。金具の止め方は?ミシン針の形は手に入るか?ファスナーはと確認に手間取りますし。国産でも同じ金具があるかとか様々なことが揃って直すのでできる人はそれだけで名工の一人といってもよいでしょう。
B 修理のできる人はなんで名工なの?
A 日本にはたくさんの名工が居たんだ。縫製技術なんかも江戸時代ににはヨーロッパに負けないレベルだったんだ。参考品はオランダ船によって輸入された品物などもあるけれど、有名なものでは金唐革などもあり、そうやって縫ったのかがわからないくらいな品物もできていた。西洋風女性用の袋もの(オモニエール中心)も大名、豪商夫人方に使われた袋物だったけれども、明治時代なって、江戸時代より多くのバッグが入ってきて、御傭教師、商人である外人が増え、日本の貴族・商人、企業経営者、政治家の御夫人方に彼らから贈答されたバッグの使用により破損、故障、ほつれなどの補修の必要が出てきた。ハセガワの初代富五郎、幸次郎はこれをよくやって西洋式の袋物=今はハンドバッグと呼んでいるものを作り始めてきたんだよ。誠に熱心に学び腕を磨いた。長谷川霜(私、長谷川榮一のおばあさんから)聞いた話だと長谷川富五郎は好奇心の塊だったから伝手を求めて、政治家,財界の方々、外国公使館大使館に行きバッグを修理させて頼み回り学んできたのだよ。多くの他の業界の職人もこのようにして学んだんだと思うんだ。
B そうなんだ, う―ン、そんな向上心が伝統を守りつつ、新しいものを学ぶ姿勢が優れた日本の職人サンを育てたんだね。
A だから、他の人が作ったものを直すには沢山の経験がないと解体した後、再組み立てに苦労するんだ。だから、初めて見る品物を直せることは経験のある職人で名工なのさ。明治時代治すといっても今より大変だったのだろうね。その当時はカメラも高価だったし、8ミリカメラもビデオ機もないし、どうのようにしていたと思う。
B そーねー
A 答えはパラパラマンガの原理で、解く工程を何枚も何枚もスケッチして、再組み立ての時には解体時から逆にパラパラさせて確認ができるようにしていたようだ。元通りになるだろう。
この方法は進化していても原理は同じで、美術品の修復作業に使われ散るんだよ。
今ではさすがに、職人も経験があるので、大体の修理は出来るようになっているから
省略しているんだが、世界には今も簡単に治せない構造や仕立て法の品物がある。経験のある職人でも、ウン?どうしたらやり始めるか頭を捻るような品物もあるんだ。
B そーかー、ジャーベテランの職人さんが貴重なんだね。安心できるよ。
A 正にその通り、いろいろ困難苦労があっても、本物の名人はほんとに部品がなかったり、素材があぶら抜きでカラカラに乾燥して、トイレットペーパー化している革以外にはこれはやれないよとは言いたくないんだよ。
直しは今も大きな勉強の機会でもあることだと今も言われているんだ。なんでも経験は役に立つのだから。
ハセガワの職人は㈱ハセガワガ休眠して以来、それぞれに独立しているんだが、製作品の間口が広いのが特徴だよ。
いろんな要求に対応する範囲は同業者の中でも群をぬいて広いんだ。
ACAハセガワ
〒111-0053
東京都台東区浅草橋5-2-14-703
TEL:03-3865-4188
FAX:03-3865-4177
営業時間:10:00~19:00
定休日:火曜日、金曜日、祝日
「定休日に連絡したい場合は携帯電話090-5507-9834にご連絡ください)
東京都台東区浅草橋5-2-14-703
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