ハセガワのハンドバッグ・ハンドバッグのハセガワ、貴女の為に世界で一つをオーダーメイドで作り上げます。ARS樹脂、プラスチック、アルミニュウム以外の革・皮製品のあらゆる修理の相談に乗ります。

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2020年8月30日 : 鹿鳴館時代の舞踏会時のバッグ
1890年代のイギリス製のパーテイーバッグです。
さる高名な家の三代目の婦人の依頼品です。何と都内の修理可能と思われる会社86軒お回りになり、87軒目にACAハセガワにお見えになられました。


この品物は明治時代中頃に口金のからくり部分の横引き金具部品が折れてそれ以来破損したまま2008年までお婆様、お母様、ご本人と三代にわたってお使い続ずけて下さったため、皮脂(手油)がバッグに適当に浸透していたのです。本来、ワニ革も手入れなしに100年もの間お使いにならないとトイレットペーパーのように弱くなります。

口金とバッグ本体とは当時は釘止めで加工していました。難題は切れに釘が抜けるかにありました。釘周りには油を少々たらし塗りをして10日間ゆっくりゆっくりと時間をかけ 釘抜を全部無事に終わりました。
全部解体したのち、日本人で1、2といわれる名工口金職人さんを訪ね、(これもACAハセガワの代表者が1946年頃から実家の仕事に携わっていたから誰に頼めるかの業界人の知識と人脈があったからです)からくりの復元を依頼しました。2020年三月で高齢の方なので工房を閉鎖なさいました。今では足立区の後進養成のお手伝いをなさっています。

工程はさび落としーーからくり解体ーーメッキ落としーー新たにからくり部品を制作ーー完成度確認ーー再メッキ最高のメッキであるホワイトゴールド(今ではシャンパンゴールドとも呼ばれます)をかけました。 
まさに130年前の輝きを取り戻しました。
裏地は時代を経てよごれがありましたからビロード生地のワインカラーを使いました。御届け致しましたら
大変お悦びなされ、感謝のお言葉をいただきました。


御依頼者は数日後の新年の皇居参内にお供されました。

現代ではここまで年月を経たワニ革をお直し機会にはなかなか巡り合えません。
大変良い経験を得られました。


2020年8月28日 : イタリアのオーストリフォーム
イタリア製の被せタイプの2ウェイバッグ、(写真を取り忘れました)

イタリア製の1966年代の被せ型ショルダー、手提げ兼用でご主人のお土産品、袋部の丈が深くて物出し入れに不便をいたしておりました。イタリアでは名のあるメーカーブランドの品物だったのでリフォームを考えられました。


御夫人と娘さんと二人で兼用できるようにとご希望され、4型位のデザイン提案をお出ししました結果、この形を選ばれました。バッグの横幅の広さを生かしました。

被せのブルんど名入り金具を取り外したのですが金具の穴が残るため、ネームを真ん中より若干下側に縫い付けとことがリフォームの場合のご愛嬌になりました。お二人には大変に喜ばれました。
2020年8月25日 : アンカレッジからの土産物


今は懐かしい、アラスカ、アンカレッジ経由でのお土産です。貿易商の御爺様からのお土産です。つっているうちに脂が切れてテヒモ穴を中心に穴が開き大きくなりました。



これを近似の革で補填して修理したものです。
2020年8月25日 : 同じ形で再生仕立て物
1960年台に大流行が始まったあおり型と呼ばれるハンドバッグです

この品物は長い事、使用していましたが、手入れをしていなかったため、擦れ傷が広がり白っぽくなってしまいましたです。原因は塗装仕上げの革でごく一般的な牛革です。
1960年の福岡岩田屋でご主人が一週間思案したのち、決断がつき、奥様に購入して下さったハンドバッグです。それから平成15年頃、御主人が他界され、残された奥様(祖母様)と生活を共にしていたお孫様方が成人し、お祖母様に何かプレゼントをすることを提案なさりました。お祖母様は御主人からの形見で至極使いやすいこのハンドバッグを欲しいとされましたが。お住まいからは近所の鞄やではどこの品物かわかる人がおらず。小判マークのハセガワマ\句を頼りにインターネットでハセガワを探しましたが。株式会社ハセガワはすでに看板を下ろし、検索するにヒットしない毎日をしばらく續ずけました。ようやく、ACAハセガワのページにヒットしたので株式会社ハセガワと関係があるかとお問い合わせをいただきました。




その結果、口金も革も新品で全く同じデザインでなかの.機能も全く同じにつくり直しできました。御婆様のオ萬木はひとしおだったそうです。
2020年8月24日 : 修理の名人は名工という
  バッグの修理の値段はなぜお高いの
ACAのハンドバッグ修理職人のメンバーには国内でも有数の誠に頼もしい方々がおります。
一口に修理をするといっても本来は大変経験のいることなのです。今回は私が晴子さんに話しながら理解をしてもらおうと思います。

晴子: バッグや鞄の修理てさあーどこに頼んだらいいのかな?ネットを見ても沢山ありすぎて迷っちゃうんだよね、いくらお金がかかるのかもわからないし、本当に心配なんだよね。

私:そうだよね、お店位持っていくと、このお品は当店でお取り扱いした品物ではありませんので、ここでは難しいです。お預かりできません。なんて慇懃かつ丁重にお断りされるんだよね。それに一般のお店だと作った会社が分からないと修理先もさがせないんだ。受けても修理代が幾ら位か、何日くらいで直るかもなんでわからない子が多いんだよ。

晴子:こないだ百貨店に持ち込んだら、今は当店では扱っていませんのですみませんと言われちゃった。

私:最近は百貨店でも問屋、輸入商が変わって長く売り場にいる店員、マネキンでないと余計にわかんないしね。
革あってきているから、売り場=買い場(お客様から見れば)もブランドごとに仕切られてるし、バッグ売り場を全体掌握していない時代になったので仕方がない面もあるよ。

ビッグブランドショップなどは部品の確保、修理の仕方など国内のメーカーと専属契約して部品やノウハウを外部には出さないところもあるし、他店で手を入れた品物は弊店のなんてゆわれるし。品物として認めません。
なんて言われてしまうし。

晴子:どうしてなの?

私:バッグを作る職人さんには自分の学んできた親方、工房、学校、教室によってそれぞれの特徴う。個性があるんだ。その究極にあるのがフランスのエルメスなのだね。同じ型紙、抜型で(裁断機で一瞬で裁断した材料で作業しても全く同じには出来ていないことがあるんだ。修理の時はこの辺を理解していないと変なものが出来たりする。特に,近年は裏素材が多様になっているので解いてみないと解らないことがあるんだ。

芯材は何を使っているか?パーツの縫い目はどうか、縫い目も沢山の方法があるのでね、金具の止め方、金具に故障はないか、ミシン針の形状は、太さは?等点検確認して直して行きます。珍しいことですが。工具から作る職人さんがいます。工具が出来るということは金具の再生ができるということなのです。本当に日本でも一人か二人でしょう。

このことは今の時代では大変なことです。1ケだけの金具をはじめから作ることですから。これだけで名工の名前がついても良いと思いますね。

晴子:なんで名工なの?

私:戦後、日本の経済の発展につれて、どの業界でも大量生産の耳朶になりましたね。こうなると、分業制が
普及してきました、すると一部の作業は出来るのですが、やったことが無い部分が生じてきます。
バッグの生産工程は下記のようになっています。

デザイン(デザイナーさん。社員等)-------見本用型紙作成――――――皮革裁断(たち包丁又は裁断機使用にて)―――――革漉き(縫製前の作業です。縫製がしやすく革の厚みを調整する)―――裏生地加工―――表と縫製開始――――見本完成―――検討、手入れ、または改正・修正見本作成(ここまでが職人さん言えるでしょう)―――本生産(型紙を刃型用の型紙に)――――これから縫製工場の出番です。工員さんといいますかね。大まかな工程表です。

したがって、このすべてを体得して一本だけを源から完成まで作る方、こうなると多くの修理もできるようになります。平成の不景気から修理を看板に出される方が増えていますね。

日本のハンドバッグの歴史をざっと話してみようね。昔から、日本独特の縫製法で作られてきた優れた袋物=嚢(旧漢字)物職人はたくさんいたんだね。縫製技術なども本当にたくさんの縫い方があったんです。同塗ったのかがわからないものもスか所のコレクションには残っているんだよ。ミシンのない時代 和の品物とはいえ欧米に負けない品物が出来ていたんだね。


明治維新以後、長谷川富五郎、幸次郎の兄弟は進取の気風が強く、外国人お雇い御用教員、教師家族、貿易商家族、政府確立の導師などの西洋人の婦人用バッグが少しずつ日本に入ってきてその故障したり壊れたりが生じるのでこれを修理することに目をつけてご婦人たちから修理の必要なバッグ類を預かり、解体途中の図を何枚も用意しながら、ばらして治すとことを学びながら復元するという工程を取り学んでいったんだね。

晴子:なるほどね、これが事始めなんだね。だから工場製造の前部分が職人養成に役立っていたんだね。

 、
私:だから、当時は他人が作ったものを治すには努力をしたんだろうな。一解きから少しずつスケッチを書きながらという作業は大変だったろうね。その当時はカメラもビデオもないし、結局、アニメと同じパラパラ漫画の技法を活用したんだろう。私のおばあさんからアニメといいう言葉はない時代に聞いたのだけれど話だけれど。まず間違いないと思いますよ。

今では美術品などの修復にもなくてはならない手法だよ。バッグの世界では作成になれた来た職人さんはケ池もあるのでデザインがから直接、型紙を作り裁ち包丁で革を裁断したり、新品も制作したり、修理もできるようになったんだね。時にはウ?どうやんだと考える頭を捻るようなものもあるんだよ。

晴子:そうかー、じゃーベテランの名工さんがそばに居ると安心だねー

まさに安心だねー。先にも行ったけれど金具の再生修理までできる人は本当に貴重な人材なんだよ
                                  おしまい

バッグの修理で困るのは革の色にこだわるお客様, 革の色は治すのは大変なこと。使用中の日光、風雨、人口燈などでの時間経過で色が変わります。特に、ぬめ革の100%同色化は神業だね



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